2020.06.24

●グラチャンのジンクスは本当か

●グラチャンのジンクスは本当か
「オールスターで優勝した選手がグラチャンでも優勝する」

最近10年間で菊地孝平、山崎智也、石野貴之がオールスター→グラチャンでSG連続優勝をしています。過去には中道善博さんもやっています。18年の白井英治もオールスーで優出3着でグラチャンで優勝しました。しかし、12年、13年とグラチャンを連覇した太田和美はオールスターでは2年連続して予選落ちです。前年の柳沢一はオールスターに出場していません。季節が似ていることもあって、傾向して連続優勝が多いという程度です。

「グラチャンで複数回優勝が多い」

過去に今垣光太郎が2回、湯川浩司が3回、太田和美が2回、山崎智也が2回優勝しています。ただ、これはグラチャンたからということではなく、SGの共通することです。ダービーを例にとると、守田俊介、瓜生正義、丸岡正典を含め8選手が同一SGで複数回優勝しているので、グラチャンだから特別といったことはありません。

「グラチャン初出場に優勝なし」

今回のグラチャンに初出場するのは、吉川昭男、坂口周、興津藍、福来剛、稲田浩二、西村拓、上野真之介、丸野一樹、永井彪也の9選手です。SGの優出完走者が出場資格になるグラチャンだけに、グラチャン初出場でSG初優勝は少ないようです。前年の柳沢一と大嶋一也がいる程度です。今回の初出場組もかなり厳しい戦いを強いられるでしよう。