2019.09.28

●覚えておきたい江戸川ボートの格言-1

周回展示で3回ミスれば買い目なし

江戸川ボートは川の流れがあり、同じ条件でケースをすることがありません。数多く走っている選手なら水面状況に合わせてターンができますが、1年に1回しか出場しない選手は水面対応力がありません。流れが強いときは1マークと2マークで初動を入れる位置が違ってきます。展示航走でそこを試しています。1マークでターンマークを外し、2マークでターンマークを外すような選手は水面に対応できていない証拠です。たまたま波があってボートが暴れ
たということもあるので、周回展示は3ヵ所の動きをチェックしてください。

水面が荒れれば機力より気力

選手は毎年、レース場への斡旋希望を出しますが、理由をつけて斡旋拒否もできます。以前、江戸川の斡旋拒否を出す選手が600名を超えた時期がありました。そのためレース場の存続が検討されたこともありました。廃止になれば選手の収入が減るので、「江戸川で負傷した選手を除き、1年に1回以上は江戸川で走る」という条件を選手の方が提出して廃止は免れました。そのめた、それまで江戸川の斡旋を拒否していた選手も1年に1回走らなくてはなら
なくなりました。1年に1回だけだから、水面状況が悪くなると、とりあえずケガのないように走っておこうという選手が出てもおかしくありません。