2020.01.21

シード番組は今が買い頃

ボートレースのことが毎日のように新聞やテレビで報道されています。19日の毎日新聞東京版ではかなりの紙面を割いていました。週刊誌でも特集記事が載るでしょう。グランプリでは43万人の利用者でしたが、今回の注目度はその比ではありません。それがマイナスイメージなら関係者の責任は免れないでしょう。ここまで注目されると番組マンや選手のプレッシャーはかなりのものです。特にシード番組で走る1号艇のプレッシャーはきついはずです。スタートで遅れて負けると何を言われるかわかりません。員数合わせのA級をシードするわけにはいきません。三国ボートが「おはよう特賞」のシード番組を始めた頃、シードされたA1級が朝から緊張して話もしなかったと、一緒に走ったB級選手から聞いたことがあります。

プレッシャーの下で走ればスタートやターンに対する集中力が増して、勝つ確率が高くなります。お客さんも安心してシード番組の舟券を買えます。時間が経てば気楽に走れるようになるでしょうが、ここ当分はシード番組が期待どおりの結果になるはずです。ちょっぴり舟券の購入金額を増やしても良いでしょう。ころがし舟券に挑戦してみるのもおもしろいかもしれません。ボートの選手に限らず、プロはいつもプレッシャーの中で良い仕事をするものです。