2019.08.31

理詰めで考えているのはお客さんだけ

SGになると選手のインタビュー量が増えます。「2コースからの作戦は」と聞かれると「捲るか差しかだけですね」ともっともな答えが返ってきます。「4コースからの作戦は」聞かれると。「とりあえずスタートだけを決めておいて、捲るか差すかは1マークに行ってからからでず」と、こちらもセオリー通りの答えです。選手はとりあえずスタートに集中して、他の選手よりも前に出ていれば捲るし、同体から捲り差しか差ししかありません。「追い上げます」とコメントする選手はいません。それほどボートレースは単純な競技なのです。「4の捲りに1が反発して、空いたところを5が差し抜ける」といったところまで考えているのは、お客さんだけです。選手が考えてもいなことまで考えるので、舟券が外れるのです。