2020.03.30

買った時は来なくて、買わないと来る

舟券が外れ始めると当然のように資金が乏しくなってきます。よほど自信の
あるレースなら別ですが、敬遠したくなるときがあります。それでも一応は出
走表を見て、それなりの推理をするものです。
実際に舟券を買うときは、あれこれと検討して点数を絞り込みます。舟券を
当てるだけなら網を広げれば良いだけです。しかし、儲けるとなるとオッズと
の兼ね合いで舟券を買う点数を絞ります。その結果、「惜しかったな」になり
ます。
ボートレースは6艇でやる競技なので、3連単の舟券を買うと、自分が買っ
た舟券の番号すべてが4着、5着、6着といったことはありません。あったと
しても1年に数回の割合です。何かしら的中に近い数字が絡んでいるもので
す。
ところが、舟券を買わなくて良いになると、オッズのことを考えなくて済む
のでいろいろなパータンを考えます。純粋に確率の問題で的中しやすくなるも
のです。「買わないと来る」と思っていたレースを実際に買ってみると、おそ
らく外れているでしょう。舟券を買う網を絞めているか広げているかの差だだ
けなのです。そのことを忘れて「買った時は来なくて、買わないと来る」とい
ったボヤ気になるのです。そんなに「買わないと来る」のなら、買わないと決
めておいて、途中で気が変わったと言って舟券を買ってみることです。おそら
く当たらないでしょう。そんな人は終わった後にいつものように「買ったとは
当たらない」と言うでしよう。