2025.02.22

【鳴門】鳴門巧者決定戦競走(初日)

 海野康志郎がイン速攻を決めて今年初Vとなった前節から中3日。「鳴門巧者決定戦競走」は本日開幕。整備棟のリニューアル準備などを3月に行う関係で、今シリーズが2024年度最後の開催となり、モーターやボートは今節で使い納めとなる。今シリーズはレースタイトル通り、当地を得意としているメンバーが揃った。昨日の前検日は天候・晴れ、気温6~7℃、北西の風4~6m(ホーム追い風)のなかで行われた。
 
 満潮・12:35、101cm(9R発売中)、干潮・22:18、20cm。潮回りは長潮。午前中から緩やかに潮位していき、11R以降は潮位は下がっていく。しかし、レース中の潮位変動は最大で約15cm程度と穏やかだ。
 
 07:52現在、天候・晴れ、気温4℃、西の風5m(ホーム追い風)。薄い雲は出ているが、概ね晴れている。しかし寒波が再びやってきて冷え込んでいる上に、西、または北寄りからのホーム追い風が強く吹いている。この影響で1Rより安定板を使用することになっている。予想最高気温は7℃。
 
 初日のメイン、ドリーム戦絶好枠の菅章哉(5、12R)は、前節・海野康志郎が操って優勝した71号機を引き当てた。「ペラを叩いてチルト3度で行きました。マリオカートでいうドンキーコングになっていましたね」と偶然にも前節の前検日と同じようなコメントが。そこから詳しく聞くと「加速の部分が重くて、最高速が高くなる状態」詳しく話してくれた。初戦は4枠で登場するが「レースでの取り付けは考えまる」とのこと。初日からチルト3度で飛ばすか。
 同じく3枠の林美憲(1、12R)は「安定板がついたので、チルトを0・5度にしてペラ調整をしていった。少し伸びていたし、みんなにも良いと言われた」と手応えは悪くない様子。初戦は1R1枠で登場とあって、イン速攻を決めて最高の滑り出しとしたい。
今シリーズのタイトルに最もふさわしい遠征勢は当地4Vを誇る松田大志郎(4、12R)だろう。「エンジンは悪くないと思うけど、自分のイメージするターンはできない感じ。いつも通りに外回りを調整してペラを合わせていく」とのこと。前回で当地連続優出記録は止まったが、地元勢にとっては脅威の存在になるだろう。
 
 前節終了時点で2連対率トップの座に就いた54号機。今節は山崎鉄平(4、11R)が手にした。「良いエンジンとは聞いているけど、思っているほど出ていかなかった。ペラを叩いていくつもりです」と前節最終日は思った以上に出ていなかったが、調整が合えば、一気に突き抜ける場面もありそうだ。
 
 朝イチの試運転&スタート特訓(2Rまで)で動きが良く見えたのは林美憲(1、12R)、今出晋二(1、9R)、吉田祐貴(1、8R)、百武翔(2、10R)、横川聖志(2、7R)。
 
★機力評価★
前節V機…菅章哉【71号機】
前検航走トップタイム…菅章哉(6秒75)
機力上位…林美憲、松田大志郎、菅章哉
機力劣勢…齋藤和政、品田直樹、太田潮、松本真広、網代良芽
一発期待…6R4枠・楠原翔太
 
★今節追加選手★
齊藤優、横川聖志、山田亮太、浜本裕己
 
★今節欠場選手★
小松卓司、井手良太、川島拓郎、加藤翔馬
 
★F・L等休み明け選手★
高橋二朗、楠原翔太
 
★F・L休み未消化選手★
【未消化30日】
東健介(4/3~)
今出晋二(3/14~)
長岡良也(3/28~)
松田大志郎(3/31~)
佐藤謙史朗(2/27~)
國分将太郎(3/25~+5日)
網代良芽(2/27~)
 
★当地久々(3年以上)の選手★
北川潤二(3年3カ月ぶり)
永井彪也(3年2カ月ぶり)
 
★もうすぐ記録達成★
石川真二(2500勝まであと7)
 
ボートレース鳴門HP「直前予想」をチェック♪ http://www.n14.jp