2023.01.31

【鳴門】第7回阿波金剛ITソリューションカップ競走(最終日)

 昨日は5R以降、強風の影響で安定板を使用。準優3個レースは荒れた水面の中で行われた。10Rは秦英悟が2コース差しで優出一番乗り、11Rは下寺秀和が意表を突く2コース捲り。12Rは吉田拡郎がイン逃げで人気に応えた。1日を通してイン優勢の流れが強く、3連単万舟券はゼロ。本日はベスト6が出そろい、優勝戦が行われる。なお松尾基成は私傷病で途中帰郷となり、また本日のみ田中駿平が追加参戦。
 
 満潮・13:51、106cm(11R本番レース中)、干潮・06:49、73cm。潮回りは長潮。現在はこれから潮位は上昇してホーム向い潮傾向、優勝戦の直前に満潮時刻を迎えるため、優勝戦は潮位の高い状態で行われる。レース中の潮位変動は最大で約35cm。
 
 07:55現在、天候・晴れ、気温3℃、南の風2m(ホーム向い風)。1マーク前方から日差しが出て爽やかな朝を迎えたが、寒気は居座ったまま。それでも1日を通して風は穏やかで競走水面も落ち着く予報となっている。予想最高気温は9℃。
 
~12R優勝戦コメント~
 ①吉田拡郎「足は変わらず。バックの伸びは深川さんより良かった。安定板も付いて水面も水面なんであれだけど、安定板のなかった4日目の状態ならターン回り系とか舟の向きが良くて、伸びもちょっといいのかもしれない」
 ②秦英悟「チルトはマイナスにしたのが一番マシだった。前半はSから鳴いていたが、準優は何とかなった。内枠で乗れたし、チャンスがないわけではないので頑張りたい」
 ③下寺秀和「準優は足を求める調整をして良くなった。スリットからの行き足はいいし、ターン足も良くなった。安定板が外れても対応できると思う。ピット離れは気にならない。優勝を狙える足になっていると思います」
 ④野村誠「準優はまったく乗れないような水面ではなかったし、自分のミス。スタートは全速でいこうと思っていたので仕方がない。今節はそんなに大きな足の差はない。調整も大きなことはしていない」
 ⑤谷村一哉「準優は黒野と谷川と競ってあの2人はちょっと良さそうだったけど、足はまずまずだと思う。回転を合わせてバランスを取って、スタートををしっかり集中していきたい」
 ⑥深川真二「あんなに足の差があるとは…。安定板がつくと良くない。良くないエンジンが出てしまう。安定板がつかなければ勝負になると思うし、つかないことを願うよ」
 
 ①吉田はこれで当地4連続優出と巧者ぶりを発揮。前回に続いて優勝戦の絶好枠を得たが、前回と同じように前付けは避けられない状況。前日に⑥深川に対して同じような局面で辛くも逃げ切っているだけに、今回はリベンジを決めることができるかどうかが焦点になる。
 
 ②秦は「安定板が外れたときに気になるところがあるので対処法を何とかしたい。合えば戦えないことはないし、足自体は最初を思えば良くなっている」と安定板がないときの調整に課題を残していますが、前検日に比べると機力は上向いている様子。⑥深川の前付けを受け入れて3コースになる公算が大きく、スローかダッシュの選択がレースの鍵を握るかもしれません。
 
 朝イチの試運転&スタート特訓(2Rまで)で動きが良く見えたのは川崎智幸(1、10R)、藤本元輝(1、5R)、亀山雅幸(2、10R)、和田操拓(3、9R)、西野翔太(5、10R)でした。
 
~機力評価~
節イチ!…吉田拡郎
機力上位…野村誠、黒野元基、竹田辰也、西野翔太、田中辰彦、藤本元輝、下寺秀和、
機力劣勢…土井祥伍、大熊辰弥、都築正治、古賀智之、宮西真昭、小宮涼雅、藤井公人、山下拓巳、田中駿兵
一発期待…12R2枠・秦英悟
 
~5日目決まり手~ ※は今節累計
逃げ    8本(27本)
捲り    1本(11本)
捲り差し  0本(3本)
差し    1本(14本)
抜き    2本(5本)
恵まれ   0本(0本)
 
~5日目コース別1着回数~ ※は今節累計
1コース  9回(30回)
2コース  3回(16回)
3コース  0回(6回)
4コース  0回(6回)
5コース  0回(2回)
6コース  0回(0回)
 
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