2023.03.24

【鳴門】鳴門巧者決定戦競走(3日目)

 徳島市の桜の開花が23日に発表(昨年より2日、平年より5日早い)され、いよいよ春本番を迎える時期となった。本日は開催3日目、2日間の予選が終了して、ベスト18による準優勝戦が行われる。なお、林美憲は公傷で途中帰郷となった。
 
 満潮・08:08、129cm、干潮・14:16、16cm(12R発売中)。潮回りは中潮。1Rのスタート展示直前に満潮時刻を迎える。その後は終盤にかけて潮位は下がり続けてホーム追い潮傾向が続き、12Rが干潮時刻と重なる。レース中の潮位変動は最大で約110cm。
 
 07:38現在、天候・曇り、気温17℃、北西の風2m(ホーム追い風)。昨日はレース後に晴れ間が見えたが、今朝は再びどんよりした空模様になっている。風は昨日とは真逆で北寄りののホーム追い風が吹く。予想最高気温は19℃。
 
 2日間の予選が終了してトップは得点率9・25で3人が並び、1着本数の差で興津藍が1位、3周レースタイムの早い順に渡邊雄一郎が2位、高倉和士が3位で準優の絶好枠を得ている。
 
 興津藍(3、12R)は「全体に分が良さそうだった初日から変わっていないし、全体に余裕がある感じ。微調整でいいと思う」と仕上がりは上々。勝てば優勝戦の絶好枠が巡ってくる。渡邊雄一郎(2、11R)は勝てば予選トップ通過の可能性を残した昨12Rのイン戦は惜しくも2着で予選2位通過。「江夏さんにいいターンをされた。全体的に悪くないけど、初日の方が良かったみたい。準優こそはしっかり逃げたい」と再度気合を入れ直していた。
 
 同じく3位通過の高倉和士(6、10R)は昨11Rで5コースから捲り差しを決めてシリーズ2勝目。「体感は初日の方が良かった。足は普通だけど、エンジンのパワーは感じない。」と仕上がりに納得していない様子。それでも流れに乗ってきており、ここは優出一番乗りを目指す。
 
 蒲原健太(4、11R)はここまで3戦全て2着とレース足の良さが光っている。「チルトを0度にして、ペラ調整をしたけど気象条件にも対応できていた。出足、ターン足がしっかりしているので微調整だけでいい」と手応えは十分ある。2021年10月唐津ルーキーシリーズ以来、通算3回目の優出へ前進あるのみだ。

 朝イチの試運転&スタート特訓(2Rまで)で動きが良く見えたのは常住蓮(1、10R)、渡邊雄一郎(2、11R)、四宮与寛(6、10R)。
 
~機力評価~
機力上位…渡邊雄一郎、興津藍、江夏満、蒲原健太、常住蓮、高倉和士、西野翔太
機力劣勢…田山和広、坪内実、松浦努、井上大輔、岩井繁、別府昌樹、冨成謙児、西原明生、井上大輔、向井田佑紀、常盤海心
一発期待…7R4枠・柴田大輔
 
~2日目決まり手~※()内は今節累計
逃げ    3本(8本)
捲り    6本(6本)
捲り差し  3本(6本)
差し    0本(2本)
抜き    0本(1本)
恵まれ   0本(1本)
 
~2日目コース別1着回数~※()内は今節累計
1コース  3回(8回)
2コース  3回(5回)
3コース  1回(4回)
4コース  0回(0回)
5コース  5回(6回)
6コース  0回(1回)
 
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