2023.02.05

【鳴門】GⅠ第66回四国地区選手権競走(2日目)

 「GⅠ第66回四国地区選手権競走」は開催2日目。初日の『なるちゃんドリーム』は直前に強い追い風が吹く中で平高奈菜が2コース差しで制した。また、片岡雅裕が捲り差しと抜きで初日連勝スタート。なお、上田隆章は優先艇保護違反で賞典除外、宮崎奨は選手責任の落水、中田元泰は選手責任の失格(競走水面外)でそれぞれ減点5となっている。
 
 満潮・08:02、115cm、干潮・12:54、70cm(10R発売中)。潮回りは大潮。満潮時刻をちょうど過ぎたあたりで潮位は高め、しばらくはホーム追い潮傾向となる。10Rに干潮を迎えると、逆にドリーム戦の時間帯はホーム向い潮に変わる。レース中の潮位変動は最大で約45cm。
 
 07:55現在、天候・晴れ、気温4℃、南東の風2m(ホーム向い風)。初日は終盤に強い風が吹きましたが、冷え込みはやや和らいでおり、風も穏やか。現在は緩やかなホーム向い風が吹いているが、このあとは北寄りのホーム追い風予報。予想最高気温は10℃。
 
 初日は香川勢9勝、徳島勢3勝と香川支部の活躍が目立つ一日となった。2日目メインはダブルドリーム戦の第2弾、『スマイル君ドリーム』と銘打って行われる。1枠は初日に捲り差しと抜きで連勝を決めた片岡雅裕。「エンジンにパワーを感じる。しっかり前に押す感じがあるし、出足、回り足は◎」と自信をのぞかせている。昨年はSGウイナーの仲間入り。グランプリもベスト6まで残った。今年は大舞台でさらに飛躍、初の四国王へここもキッチリ決めたいところ。
 
 田頭虎親(7R)は今回GⅠ初出場だったが、初戦の昨8Rで5コース捲り差しでいきなり1着。10R後にピット内で先輩達の手によって水神祭が行われた。「今節中に水神祭はしたいと思っていたのでうれしい。ペラが開いたのか、足は少し弱い感じがした。乗ってから調整は考える。たまたまですが、今節は優出を狙ってきている。自分はピンロクタイプなのであまり期待はしないでください(笑)」と笑顔で語ってくれた。これは絶対に書いてくださいと前置きしながら「(同県同期で昨年優出した中村)日向は日向で、自分は自分らしく握っていくスタイルで優出したい」と今年の丸亀フレッシュルーキーがしっかりと前を向いていた。
 
 一つ前の7Rは木谷賢太(5、10R)でこちらも5コース捲り差しで初戦を制した。「新ペラをたたいて妥協できる範囲の乗り心地は来ました。回ってからの上がりとかは悪くなかった、でも正味の足は弱いですね」と控えめな様子。「菅章哉さんや深川和仁さんとかには出られる感じがあるし、勝てたのも展開ですね」と自己分析していた。でも5号艇での1着は大きい。もう少しペラを煮詰めて上積みを求めていきます」鳴門は初1着で水神祭も決めた場所だし、いろいろな思いもある。乗り心地が来れば戦えるイメージもあります」とペラの調整次第でまだまだパワーアップが期待できる。
 
 朝イチの試運転&スタート特訓(3Rまで)で動きが良く見えたのは川原祐明(1R)、上田隆章(2、10R)、眞田英二(2R)、重成一人(3、7R)、四宮与寛(4、8R)。
 
~機力評価~
機力上位…片岡雅裕、菅章哉、田村隆信、川原祐明、竹田和哉、新田芳美、岩崎芳美、四宮与寛
機力劣勢…西野雄貴、福田雅一、眞田英二、武田信一、中岡正彦、宮崎奨、石丸海渡、西岡育未
一発期待…12R6枠・菅章哉
 
~初日決まり手~
逃げ    4本
捲り    1本
捲り差し  3本
差し    2本
抜き    2本
恵まれ   0本
 
~初日コース別1着回数~
1コース  4回
2コース  3回
3コース  1回
4コース  0回
5コース  4回
6コース  0回
 
~支部別1着回数~
徳島支部  3勝
香川支部  9勝
 
★目指せGⅠ初1着★
水原慎、西岡育未
 
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