2018.06.27

4812西野 雄貴(徳島・28歳)

2017年2月多摩川の優勝戦でケガをして6ヵ月近く欠場していました。
左腕の神経を切断する大けがで選手生活も危ぶまれました。奥さんの松尾夏美
の支えもあり、リハビリに励んで2017年9月に実戦に復帰しました。もと
もと徳島の若きエースと期待されていた選手です。実戦の勘を取り戻すのにそ
れほど時間はかかりませんでした。最近の成績は6月の地元戦でフライングを
していますが、それまでは1着を並べるなどA1級ペースの活躍をしていまし
た。平均スタートがコンマ13と早く、1マークは捲りもあり、差しもありと
多彩な技を繰り出します。追い上げの1着が多いのも特徴です。特に5コース
の成績が際立っており、高配当にも貢献しています。

回り足が仕上がれば外からでも勝てる

「事故だったり、休みが重なったりして、ウエスタンヤングは今回初めての
参戦です。9月にケガから復帰しましたが、ケガをする前と変わらないレース
ができていますね。復帰後も勝率を下げることなく、順調に結果が残せていま
す。
今年3月には鳴門で復帰後初めて優勝できました。本当に嬉しかったです。
地元で勝つことは、やっぱり特別ですから。だからこそ、GW戦の優勝戦1号
艇で勝てなかったのが悔しかったですけど。
今は、自分のスタートやターンの仕方をしっかり見返しながら、日々やって
います。調整はターンの入口からスピードに乗った状態のまま抜け出せるよう
に、回り足重視です。そこが仕上がっていれば、外からでも舟券に絡めると思
っています。
下関は5月に約3年半ぶりに走りました。もちろん、ナイターになってから
初めてです。その前はデビューしたばかりで外コースが中心でした。今回は若
手のスター候補が揃っています。でも、やることはいつも一緒です。今回も、
優勝を目指して全力で頑張ります」

(マンスリーBОAТ RACEより抜粋)