2023.12.09

穴は流せに理由あり

 3連単の万穴出現率は17%、一般戦に限定すると16.5%です。レース場によってバラツキがあるものの、1日平均2本です。6レースに1回の割合になります。1着軸を決めて2、3着を流すと20点必要になります。オッズとの兼ね合いもあって、どうしても舟券を絞りたくなります。1人削ると点数は12点で済みます。100円券にすると800円浮きます。ところが消した選手が来て3連単で万穴になったとします。トータルで1人削った方が得か、流した方が得かという問題です。平均して6レースに1回万穴で出ています。6レース分、1人を削って浮く金額は800円×6=4800円です。一方、3連単の万穴は6レースに1回出現しています。1人削って浮いた金額と、3連単の万穴を取り逃がした金額を比較すると、どちらが得でしょうか。