2022.02.03

箱捲りは内、絞り捲りは外

箱捲りは内、絞り捲りは外

 伸び型にする選手が増え、条件が揃えば捲りが決まるシーンが増えています。捲るための条件はスタートです。これで先手を取れないようだと捲りは決まりません。そこから伸びて行くかどうかです。チルトを上げて伸び型にしていれば、そこからグンと伸びて余裕をもって捲れます。無理に絞らずに1マークは箱捲りといって全速で回すだけで十分です。そんなときは内の選手が2着に残ります。スタートで除くだけの選手が捲ろうとすれば、どうしても絞り気味になります。内側を潰す捲りになるのて、そのときは外が流れ込んできます。早めに絞って内側のボートが浮きあがる事故が増えており、早めの絞り捲りには不良航法や妨害失格などのペナルティーが科せられるようになってきました。その影響もあって、捲りが決まるレースの1コース残りも多くなりました。筋舟券の中身が変わってきたと言うことです。