2020.03.04

追い風が5mを超えるとインが勝てなくなる

鳴門のLオールスターは風との勝負です。鳴門は1マークに行くにしたがって狭くなる水面構造なので、スタートがカギを握っています。スタートとターンに影響するのが風です。過去2年間の鳴門のコース別データでは、1コース1着率が49.5%ですが、追い風が5mを超えると43.8%まで落ちます。1コースの2着率が下がった分、2、3、4コースの1着率が上がります。展開のイメージとしては、1コースがスタートで立ち遅れるケースと1マークで流れるケースです。スタート勘の悪い選手、平均スタートの遅い選手は追い風が強いとスタートで立ち遅れます。モーターの力がない選手だとターンで流れます。A1級なら風に対応したターンができますが、B1級になるとターンができません。周回展示などでターンをチェックしておけば、勝つか負けるかは読めます。
鳴門で追い風が5mを超えたときに出やすい3連単出目は、136、213、31、345、432、461、531、612と外枠から内枠へと数字が動く「下がり目」が多くなります。