2022.05.08

隠れF持ちは初日に負ける

隠れF持ちは初日に負ける

 前期末にフライングをした選手で、フライング休みを消化していない選手のことを「隠れF持ち」と呼んでいます。1本なら30日、2本なら60日か90日です。今期に入ってフライングをすると、これに30日が加算されます。休みの期間が長くなればなるほど来期の級別に関係してきます。A1級は90走以上、A2級は70走以上の出走回数が必要になります。それを考えるとスタート事故を起こせない立場を理解できるようになります。特にスタート勘をつかんでいない初日のレースは、スタートが慎重になるものです。1コースだと人気になりますが、スタートが行けないと勝てません。出走表には隠れF持ちを載せているレース場が少ないので、人気を集めてしまいます。2日目、3日目と走る内にスタート勘をつかんでくるので、人並みのスタートを行けるようになります。隠れF持ちは初日のレースで外してください。