2019.03.15

4851関  浩哉(群馬・24歳)

「A級になるまではスローに入るな」が師匠の教え

昨年のヤングダービーを出場選手中、最年少で優勝しました。3日目からゼロ台スタートを連発して、優勝戦もインからのコンマ02のスタートでした。師匠は土屋太郎で、「A級になるまではダッシュ?選択するように」とアドバイスをもらっていたそうです。ダッシュ戦を選択したことで、ターンスピードがつき、枠なり進入をするようになっからもスピードのあるレースをしています。イン戦の信頼度も高くなっています。しかし、ダッシュ戦で磨いたスピードがあるので、5コースの好成績が光っています。4コースのカドよりも5コースの方がスタートも早いのが特徴です。0.13と早いので1マークは好位置から攻めることができるので1着型の成績です。
戸田はデビューして2回しか走っていません。これといった実績は残していません。しかし、デビュー当時の関と今の関は違います。5コースなら一発高配当を期待できるでしょう。

自分の持ち味は思い切りの良さ

「A1になっても気持ちは何も変わっていませんが、トップルーキーとしては違います。若手の見本ですから汚いレースはできません。陸の上でもしっかり仕事をしないと、と思ってます。自分の持ち味は思い切りの良さ。今ではインからも自信を持ってレースができているけど、捲りで勝ちたいという気持ちが大きい。道中勝負でも握って勝ちたいですよね。スタートは頑張れてるんじゃないかな。目標は毒島誠さんです。他業界との積極的な交流や活動がすごい。休みがないんじゃないかって思いますよ。人間性も素晴らしい。自分も周りに認められる選手になりたい。
大きいタイトルを獲りたいみたいな欲はないんですが、『あの関が優勝したんだ。良かったね』とファンだけでなく選手仲間にも言ってもらえるような選手になりたいです」

逃げ=20回 捲り=13回 捲差=5回 差し=2回 抜き=1回

今週の出走予定
SG戸田・クラシック=3月16日~21日