2022.06.11

旬レーサー 溝口海義也(福岡・26歳)

4958溝口海義也(福岡・26歳)

ターン回りを仕上げ2着を並べる

 釣船の仕事を手伝っている時に、グループで釣りに来ていたボート選手から「小柄だからボート選手に向いている」と声を掛けられたのが、ボート選手になるきっかけです。若松のフレッシュルーキーに指名された時は、若松ボートのCMに登場していました。それで知名度はかなり上がりました。当時は外枠からの捲り差して高配当に絡むといった一発屋のイメージでしたが、枠番を主張するようになり、1コースからでもしっかりと逃げて舟券の信頼度が上がっています。最近は捲りよりも差しの方が多いこともあって、1コースを外すと2着が急増しています。ルーキーSでは5連続して2着といったケースもありました。ターン回りを強化するので、展示タイムは出ません。

うねりのある水面は苦手ではない

「最近はプロペラ調整が当たっていて、リズムは悪くない。以前よりも自信を持ってレースに臨めています。前期もA2級をキープできたので、これからはA1級を目指して頑張っていきたいです。そうすればヤングダービー出場も見えてくると思う。
 ヤングダービーはかなり意識しています。選出順は現時点でボーダーの少し下くらいのはず。ウエスタンヤングを優勝できれば手っ取り早いだろうけど、A1級の勝率を稼げれば、自然と見えてきますからね。
 同期が優勝したり、活躍していてちょっと焦りもあるけど、いつかは追い越せるように頑張りたい。
 若松でフレッシュルーキーを務めたけど、ボートレース福岡がある福岡市出身なので気持ちは自然と入ります。福岡とかびわこのようなウネリがある水面は苦手ではないし、他の選手が嫌がってくれるなら、自分にとってはアドバンテージになると思う。それに最近の福岡では連続して予選突破できていますしね。
 ウエスタンヤングを走るのは3回目です。2年前の児島、去年の宮島では予選を突破できなかったので、まずは準優を目指します。地元での一戦なので結果を出せるように頑張ります」
(マンスリーBOAT RACEより抜粋)

●1着決まり手(過去6ヵ月)
逃げ…18回 捲り…3回 捲差…2回 差し…4回 抜き…1回

※出場予定…福岡・GⅢWヤング=6月11日~167日