2025.02.17

速いものは美しい! 最速女子は誰だ

 今週は浜名湖で今年度から新設されたGⅠスピードクィーンメモリアルが開催されます。各レース場の最速タイムを出した女子選手が優先出場しますが、女子選手が走った時期によってタイムが変わります。同じレース場で気温の下がったときと上がったときに走った選手がいれば、気温の下がったときに走った方が最速タイムが出やすくなります。それでも複数のレース場で最速タイムを持っている選手が今回の優勝候補になるでしょう。

●選出基準
1 各レース場で、最も速いレースタイムを記録した女子レーサー…24人
・選考期間 2023年12月1日~2024年11月30日
※同タイムの者が2名以上いる場合、速いタイムを記録した回数が多いレーサーが代表に
※複数のレース場で該当する場合、最も速いタイムを記録したレース場の代表に

2 レース場から推薦されたレーサー(B2級は除く)…23人
※レース場の所在する支部に所属するレーサーを推薦
※該当者がいない場合は、同地区に所属するレーサーを推薦

3 開催施行者の希望するレーサー…5人

●全国レース場の最速タイムベスト5
1位 西橋 奈未(福井) 1分45秒2 鳴 門24年 1月29日
2位 竹井 奈美(福岡) 1分46秒1 多摩川23年12月27日 ※欠場
3位 渡邉 優美(福岡) 1分46秒2 下 関24年 1月 7日
4位 香川 素子(滋賀) 1分46秒4 びわこ23年12月27日
4位 浜田亜理沙(埼玉) 1分46秒4 尼 崎24年 1月 8日
4位 上田 紗奈(大阪) 1分46秒4 芦 屋23年12月18日

 全国のレース場で最速タイムを出している選手は、12月と1月に集中しています。気温が下がり、乾燥した状態がモーターにとってパワーを発揮できる条件が整っていることを証明しています。最速タイム=強い選手という図式は成り立たないのではないでしょうか。

●複数のレース場で最速タイムを出している選手
1位 浜田亜理沙(埼玉)…平和島、蒲郡、津、尼崎、宮島
2位 守屋 美穂(岡山)…住之江、丸亀、児島 ※欠場
3位 上田 紗奈(大阪)…常滑、芦屋

 浜田は海水、汽水、淡水のレース場で最速タイムを出しています。ターンスピードだけでなく、モーターの整備力もあることを証明しています。優秀女子に選ばれた遠藤エミは、戸田と大村で2位タイムをマークしていますが、タイムよりも結果にこだわるタイプのようです。