2021.05.20

伸び型仕上げは追いかける価値あり

枠なり進入が増えたこともあり、ダッシュ捲りを考えた伸び型仕上げにする選手が減っています。澤大介がアウト卒業宣言、阿波勝哉もチルト3度でレースをすることがありません。しかし、東京支部の佐藤大佑のようにプロペラを伸び型に叩く選手もいます。その影響を受けて同じようなプロペラにする関東の選手もいます。伸び型だとスローからのレースでスタートの立ち遅れなどがあり着順が安定しません。選手も出入りの激しい着順を嫌う傾向です。しかし、伸び型のプロペラに叩く選手は、条件が揃うと一発を決めてきます。配当も良くなるので追いかける価値があります。

ベテランの萩原善行は江戸川に来ると伸び型プロペラで一発を決めてくれます。関東の女子選手も展示タイムが出ていれば一発があります。伸び型に仕上げる選手で有名なのが菅章哉と下出卓也です。チルトを上げているときは、捲る気満々と判断しても良いでしょう。捲りが決まるレースの2着の見つけ方ですが、捲る選手を除外してレースをしたときに誰が上位着に来るかという発想をすると、舟券の点数を絞ることができます。