2025.05.14
捲りが弾かれた選手は、もう1回捲りで攻める
選手のインタビューを読んでいると、メンタルを強調する選手が多く見られます。今垣光太郎のように「平常心」を表に出す選手もいます。これを裏返すと、平常心が崩れることが多いので、それに注意していると読み取れます。つねに勝ちたいと思っている選手は、一種の興奮状態にあるようです。レースでよく見かけるシーンで、捲りに出たのに弾かれて着外に落ちるケースです。弾かれて着外になった選手は、次のレースでも捲りに出ます。弾かれたことを学習して、次のレースでは差しに構えれば良いと思うのですが、そうはなりません。勝つまで捲りで攻めます。モンスターと呼ばれた野中和夫さんも現役頃に「捲れなかったら、捲れるまでやらんかい」とコメントしていました。腕を上げるには諦めたらダメということでしょう。選手の走り方が事前にわかっていれば、舟券作戦も立てやすくなります。