2025.05.04
3コースの出番はターンの掛かり次第
4コースの1着率が年々下がっています。枠なり進入が増えて、どのコースからでも大敗しないように伸び型に仕上げる選手が減っています。そのためカドからの捲りが決まらなくなったのが4コースの1着率低下の原因です。
出番が増えているのが3コースです。2コースの動きが窮屈のなる中で、3コースは捲りもできれば、捲り差し、差しもできます。2コースは捲り差しが出きないので「自在にさばく」とは言えませんが、3コースから外は自在にさばくことができます。1着を獲る可能性の高いのは捲り差しです。捲りだと内側から合わせられる危険性があります。差しはワンテンポ遅れるので、1、2コースの競り合いがない限り2着が精一杯です。捲り差しは2コースが差しに構えると分かっているレースで有効です。ただし、それには条件があります。ターンでボートの舳先が早目にターンマークに向かなければなりません。周回展示のターンで流れるようなら捲り差しは決まりません。