2020.09.04
「イン戦練習中」は頼りにならない
「イン戦練習中」は頼りにならない
選手養成が2ヵ月の頃は「インに入るのは10年早い」とベテランがスロー水域を独占していました。しかし、枠なり進入が全盛の時代では、新人でも早めに枠なり進入をするようになっています。理由は、「登録3年未満のB2級選手は4~6枠を割り振る」というルールがあるからです。事故率や出走回数をクリアすれば、すぐにB1級になれるので、B1級になれば枠番を主張しないと損なのです。しかし、イン有利なボートレースといっても、新人がすぐにイン逃げを決めることができるとは限りません。ダッシュスタートだとスタートの起こし位置は一定です。インからだとターンマーク、小回りブイ、100mポール起こしなど対戦相手次第で変わってきます。1マークもインなりのスピードが求められます。経験が必要なのです。出走表のコース別成績を見ると、インに何回入って、何回3連対したかすぐにわかります。イン戦を練習中の選手は頼りないものと思って舟券作戦を立ててください。