2020.11.02

旬レーサー 磯部  誠(愛知・30歳)

コースによって買い方がわかる

昨年の浜名湖МB大賞で特別戦初優勝しました。今年になってからは卒業年のヤングダービーでGⅠ初優勝です。グランプリSの出場経験もあり、愛知のポスト池田の第一候補に上がっています。ただ、走りは意外と単調で、コースによって取捨の決まる選手です。先日終わった大村のダービーは予選未勝利で準優出しましたが。6コースからのレースでは4着が3本でした。以前は捲り主体のレースでした。大ケガも経験しました。最近は捲り、捲り差し、差しがほぼ同数です。
1着が多いのは1~4コースです。5、6コースになると1、2着がガクンと減りますが、3着には絡みます。コースによって買い方のわかる選手です。
地元の常滑戦は昨年の周年で優出してから5節連続で優出、優勝1回と地元の期待に応えた走りしています。

地元の常滑は5節連続優出中

「最近の調子は悪くないけど、エンジンなりって感じです。それでも2月の蒲郡地区選、9月の住之江高松宮とかでGⅠ優勝戦に乗れて、びわこのYダービーでGⅠ初優勝できました。常滑は去年4月の66周年から5節連続で優出(6着・3着・1着・2着・2着)していて、自分でも結構頑張っているなと思います。蒲郡もそうですが、地元を走るときはいつも以上に気持ちが入るし、整備士さんも親身になって相談に乗ってくれるので、期待に応えたいと思っています。まずは良いエンジンを引いて思い切った調整、思い切ったレースがしたいです。いつもみたいな乗り心地重視の調整はせずに、攻めの姿勢で臨みたいと思っています。
今年は地元の蒲郡でチャレンジCがあるので、そこは意識して頑張ってきました。GⅠはどこで勝っても嬉しいけど、常滑で勝てたら本当に嬉しい。チャレンジCの前にまずは常滑で頑張りたいです」

●1着決まり手(過去6ヵ月)
逃げ…27回 捲り…8回 捲差…12回 差し…9回 抜き…3回

※出場予定…GⅠ常滑周年=11月3日~8日