枠番レーサーが多ければ本命勝負

１号艇で１コースを取れば１着、２号艇で２コースなら２着と、枠番と着順が連動する選手がいます。枠番対応型の選手で、略して「枠番レーサー」と呼んでいます。出走表のコース別成績をチェックするとすぐにわかります。４コースのカドが手に入るようなレースで、捲りをやらずに差しに構えるような選手に枠番対応型選手が多いようです。コース取りが流動的な時代なら、こういったタイプの選手は出てくるとことはなかったのですが、枠なり進入が全盛の時代の産物でしょうか。こうした選手がいることはマイナス要因とは限りません。本命勝負をするときに助かるのです。コース取りを乱さず、１マークで競り合うこともありません。内側が順番に回ってくれるので、本命で決着しやすくなるのです。