2023.03.29
急ごしらえのチルト3度は来ない
急ごしらえのチルト3度は来ない
堀之内紀代子がチルトMAXで大活躍です。アウトからスタートしてからの勢いが違います。下関の女子戦ではモーターが出すぎてため、準優で4選手が堀之内をバック水面で待ち伏せしてマークに回りました。慣れない3カドでスタートが行けず4着でした。しかし、最終日は2連勝で締めました。その堀之内が勝利者インタビューで「チルト3度にした時に江戸川で走っているような感じでボートの乗っている」とコメントしていました。通常の乗り方ではターンができないというのです。堀之内や菅章哉の活躍に刺激されて、若い選手がここ一番の勝負どころでチルトMAXにするようになています。しかし、堀之内がコメントしたように、乗り方を変えているかどうか疑問です。チルトをMAXにても結果が伴っていないからです。少しだけ前に出ても、そこから捲りを決めるまでにはなりません。着外落ちを想定した舟券を考えた方が良いでしょう。