強い風が吹いたらスタートの早い選手

韓国のボートレース（冬期は休催）はフライングスタートの他にオンラインスタートを実施しています。ピツトから同時にスタートをするやり方です。１マークまでに距離があるので、そこに行くまでに強いモーターと弱いモーターの差が出て、勝敗が決している感じです。日本のボートレースはまだオンラインスタートはやっていません。選手のスタート勘がレースに大きく影響します。
選手は基本になるスタート勘を持っており、気象条件やモーター性能に合わせてスタート勘を修正します。無風時は、大時計が０秒を指す何秒前にどの位置から起こしたら良いかと決めています。そこからいろいろいろな条件によって修正して行きます。追風にしろ、向風にしろ、強い風が吹けば修正の幅が大きくなります。平均スタートの早い選手は、修正能力の高い選手です。自力でスタート勝負できる選手ほど１マークを先取りできます。