先行有利なボートレースで２周目以降で１着が後続艇に抜かれるの、稀なケースです。波があればあるほど水の抵抗が増えるので、波の少ない所を走れる先行艇が有利なのです。ところが、抜かれはしないものの、２着を走っている選手に追い詰められるシーンはたまに見かけます。１年の間に万単位でターンをしている選手です。先行する選手にターンミスはありません。同じようにハンドルとレバー操作をしていても、ターンのときにボートが思い通りの動きをしてくれません。ターンマークを外す、流れる、暴れるといった現象が起きるのです。直線に向いてからの加速が悪いときも後続艇に追い詰められます。プロペラがしっかりと水をつかんでいないか、モーターそのものにパワーがないかです。いずれのケースも不安ありです。次走の１着は期待できません。