４７８７向井田真紀（広島・３７歳）

同格戦のスロー発進で着絡み

　向井田３姉弟が全員ボートの選手です。最初に選手になったのは一番下の直弥で１０９期でデビューしています。長女の真紀は１１３期、長男の佑紀は１１４期です。直也の奥さんが瀧川千依です。３姉弟の成績は、佑紀がＡ２級になったことがありますが、真紀と直弥はまだ一度もＡ級になったことがありません。
　向井田真紀は優出が１回ありますが、優勝はありません。最近の成績は、モーター次第です。スロー発進で展示タイムが良い時に着絡みを果たしています。ダッシュに回るとほとんど１着が取れません。Ａ級と対戦する上位戦は苦戦気味で、上位着に絡むのは同格戦です。狙い頃、外し頃がはっきりした選手です。

毎節、準優出を目標に走る

　「１１月からデビュー１２年目になりますが、これまでにたくさん経験を積めたかというと、決してそうではないと思っています。産休も長く取りましたしね。これからレベルアップするには、もっといろいろな面で経験を積まないといけないなと思っています。
　毎節の目標としては、まずは準優に乗れるように、もったいなかったと思うレースを減らせるように意識しています。なかなかそれが難しいんですけど。それでも私は一段ずつしかレベルアップしていけないタイプなので、着実に頑張っていこうと思っています。
　体重管理は特に苦労なくできています。産休中は一時太ったんですけど、レース復帰が決まってからは自然と体重が落ちました。このまま心身ともに健康を保っていヵれば良いですね。
　多摩川は転覆して手をケガしてしまった以来なので、少し緊張感もあるけど、とりあえず無事に１走してイメージを払拭したいですね」
（マンスリーＢＯＡＴＲＡＣＥより抜粋）

●１着決まり手(過去６ヵ月)
逃げ…６回　捲り…３回　捲差…１回　差し…１回　抜き…０回
※出場予定…多摩川・女子＝１１月１３日～１８日