2018.07.24
4075中野 次郎(東京・37歳)最多勝利を目標に走っている
奥さんが大阪市の市会議員をやっている関係で住居は大阪市に移しています。住之江の近くなので、大阪支部の選手と同じように大阪のお客さんから声援を受けています。しかし、支部は変わりません。東京支部のままです。ボートレースメモリアル(MB記念)は、多摩川ボートからの推薦で出場します。
デビュー当時からスピードのあるレースをしていました。箱捲りといって、スタートしてから絞らずに1マークで全速をかけるターンをやっていました。今でも調子のバロメータは、捲り勝ちがあるかどうかです。最近は捲り差しが多く、まだ絶好調とまで行かないようです。
「最近の調子は悪くないけど、満足はしていないですね。勝率が高い割には結構、優勝を逃しているので、自分の中では物足りないです。 今回の平和島周年は期するものがあります。平和島は東京3場の中でも、一番のホームだと思っているし、実際に相性も良い。なぜか自分のやる調整が合うし、どんなエンジンでも大体出てくれる。リズムを上げて臨みたいですね。でも、それだけではないんです。 最近はGⅠの斡旋が減ってきたし、SGも走れていない。若いときは出るのが普通だったけど、そのありがたみがわかってきたんです。SGやGⅠに出るのが普通だった頃は『いつか勝てる』『次がある』と目標を先延ばししていた感じだった。でも、今は『今回が最後』と思って走っています。レーサーとしてはこの 2、3年が勝負だと思うから、今年は結果にこだわりたいし、年間最多勝利のタイトルも狙いたい。7月はダービー出場権も懸かるので、貪欲に1着を狙っていきます。 尼崎のオールスターで同年代の中島孝平さんが優勝したのは、自分にとってものすごく励みになった。まあ、若い選手の凄さは身に染みてわかっているけど、自分も中島さんに続けるように、頑張ります」
(マンスリーBОAТ RACEより抜粋)
逃げ=27回 捲り=6回 捲差=11回 差し=6回 抜き=7回