2019.11.03
合うか合わないかは思い込みも多い
桐生のチャレンジカップのことで気圧や温度について調べて見ました。これまでは「桐生は標高が高く、気圧が低いのでモーターパワーが落ちる」と言われてきました。ところが、どうもその説が怪しくなってきました。昨年の11月23日、24日に住之江と桐生がレースをやっていました。この2日間について比較したところ、気圧はわずか3~5ヘクトパスカルしか変わらず、気温が下がっても気圧は1~2ヘクトパスカルの差しか出ませんでした。1着タイ
ムは風速0mなら桐生の方が良いケースがあるほどです。展示タイムも桐生の方が早いのです。ただ、風が出て、波が出れば桐生のタイムは悪くなります。
気圧については季節ごとの大きなスパンだとかなり差が出ます。しかし、同じ条件なら住之江も桐生も大した差がありません。1ヘクトパスカルでモーター性能が極端に変わるとは考えにくいのですが、どうなんでしょうか。「ナイターとデイーでは気圧が変わるのでプロペラを叩き直す」といった選手コメントはどこまで信用してよいのか、わからなくなりました。この件についてはもう少し調べてみます。