2020.02.27
知って得する? 多摩川ボート-3
- 見えるスタートラインがあった
多摩川ボートの大時計の横には「スタートライン」とペイントされた立て看板があります。ボートレースのスタートラインは大時計の水面に向かって左端とセンターポールを結んだ見透し線上です。電子スリットでスタートの判定をしており、目には見えません。それでもわかりにくいということで、スタートラインの5m手前に泡が出るようにした頃がありました。「泡ライン」と呼ばれたラインは選手にも好評でしたが、泡ラインを製造した会社が倒産したことで、メインテナンスができなくなり、廃止になっています。
- 多摩川周年は九州地区の選手が強い
前回の多摩川周年は峰竜太が優勝しました。前々回は三井所尊春がGⅠ初優勝を飾っています。過去10年間の優勝者を調べると、瓜生正義が2回、篠崎元志が2回優勝しています。引退した吉田弘文の優勝を入れるとⅦ怪異も九州地区から優勝者が出ています。藤丸光一のGⅠ初優勝も多摩川です。ただ、多摩川周年は9月に開催されることが多く、住之江の高松宮記念とダブることが多かったのも九州地区の優勝者が多かった理由です。今回は下関周年と開催がダフっています。