2020.04.11

多摩川周年は優出回数の多いモーターを狙え

多摩川といえば、モーター番号ではなくモーター名称で呼んでいた頃がありました。エース秩父号が有名でした。秩父号のパワーの源を探りたいと、使い納めになったときにメーカーが持ち帰って調べてみたことかありました。ところが何も変わったところはなかったそうです。それでわかったのは、金属の熱膨張です。モーターはガソリンを燃やすので熱を持ちます。そのときに全体が同じように膨張してくれれば良いのですが、いびつなかたちで膨張すると回転関係に抵抗が出てきます。それかパワーダウンの原因にもなるのです。好成績を残しているモーターとそうでないモーターがあるのは、そうした目に見えない原因があるものです。選手がいくら手を入れても良くならないモーターは良くなりません。
今回の多摩川周年で活躍するのは、最近の優出回数の多いモーターです。今年1月以降で優出回数の多いのは、26号機、23号機、50号機で、いずれも3回優出しています。