2020.05.03
スベリ券なら次に楽しみがある
スベリ券なら次に楽しみがある
外れた舟券のことを「外れ券」と呼びます。矢が的から外れたが語源です。外れた自分を責めるしかありません。ところが、古い出走表を調べていると、スベリ券というものが見つかりました。本来なら的中していたのに、なにかの弾みで当たりが滑ってしまったというものでしよう。的外れよりも惜しかった感があります。以前にも指摘したニアミス舟券に近いものです。元選手に聞いても、負けるときは読めるそうですが、勝つかどうかは走ってみないと分からないそうです。古い選手ならレース前に足合わせをして相手の足色を把握していました。最近は足合わせをする選手も少ないようです。いまのような無観客レースだと足合わせ情報はほとんど手に入りません。舟券が外れても自分の基本的な考えが間違っていないと確信できるのなら、あまり動揺する必要はありません。