2020.06.08
スタートのブレがない選手は勝負所で強い
スタートのブレがない選手は勝負所で強い
前検日に出場選手は、試走タイムの測定とスタート練習を3本やります。枠なり進入をする選手は、小回りブイ、ターンマーク、200mからの起こしをやってスタート勘を確認します。あらかじめ決めていた定時定点からスタートして80-85m空中線の見え方をチェックします。頭、肩といった空中線との位置を比べて、それから修正を繰り返すわけです。初日の早朝スタート練習、そして本場前のスタート展示で修正したスタートで良いかチェックします。それでまた修正して本場に臨みます。それで自分の勘とスタートタイミングが合っていれば「スタートが見える」になるわけです。早めに勘通りに決まるようになれば、自信を持ってスタートを決めることができます。全速でスタートを決めれば1マークに行くまでの勢いが違うので、不利な隊形になることはありません。選手のスタートに関するコメントなどを参考にしてください。