2018.03.20
•クラッシック(総理杯)はSG初優勝が多い
この大会がSG初優勝になった選手が多く、過去52回の大会(代替開催を含む)のうち、30人がSG初優勝だった。またこの30人中19人が、この大会のみのSG優勝が1回のみ。過去の最多優勝は彦坂郁雄の3回。西島義則、松井繁、池田浩二、桐生順平が2回優勝しており、今回優勝すれば彦坂の記録に並ぶ。彦坂は第17回大会(82年・下関)で7連勝完全優勝を飾っています。
SG初優勝が多い理由の一つは、グランプリに出場した選手の燃え尽き症候群があります。体重をチェックするとよくわかります。1年間きつい減量をしてきた選手は増量気味で軽快なレースができません。もう一つの理由は選出基準です。過去はSG、GⅠ、一般競走の優勝回数をすべて同じ回数としてカウントしていたため、SGクラスが不在の大会もありました。今はグレード制の優先出場があるので、SG初優出、初優勝といったことはおきにくくなっています。