2023.10.22
●ダービードリーム出場選手 SG・GⅠ・GⅡの勝負強さを診断
第70回ダービー=蒲郡 ドリーム出場選手のの舟券作戦
・選出基準:前年優勝、グランプリ優出6名、直近のSGボートレースメモリアル優勝、
前年8月1日~7月31日の勝率上位者。
●ダービードリーム出場選手 SG・GⅠ・GⅡの勝負強さを診断
選手名 出場→準優→優出 平均S 平均発順 着順①②③④⑤⑥
峰 竜太 9節→8回→7回 0.11 1.9番目 652110
茅原 悠紀 10節→7回→4回 0.11 3.0番目 222310
池田 浩二 8節→5回→5回 0.11 3.0番目 240112
毒島 誠 9節→8回→1回 0.11 2.2番目 113012
馬場 貴也 13節→10回→2回 0.15 2.6番目 303321
羽野 直也 3節→3回→1回 0.14 4.0番目 111010
※データ集計・2023年5月~10月15日
2023年4月からSG・GⅠ、GⅡの準優勝戦、優勝戦のスタート事故に対するペナルティーが強化されました。今期(5月以降)のSG・GⅠ、GⅡについて、ダービーの出場選手のペナルティーの影響を調べてみました。ペナルティーの対象になる準優勝戦、優勝戦の平均スタート、発順、着順です。参考になるのがスタートの発順です。スタートラインを何番目に通過したかのデータです。数字が小さいほど自力で勝負です。数字が大きいと、明らかにスタート事故を意識してスタートに対する自制が働いていることになります。勝負どころの舟券作戦に大いに関係してきます。
峰は舟券の軸から外せない
今期(5月以降)に峰は特別レースに9回出場していますが、予選落ちしたのは5月平和島周年のみです。準優まで乗れば、ほぼ優出しています。評価したいのはスタートです。平均スタートはコンマ11、平均発順は1.9番目です。自分から積極的に仕掛けているのがデータでも証明されています。峰にとってペナルティー強化のプレッシャーはありません。高い予選、準優突破率を考えると、舟券の軸から外せません。成績を見ても結果を残しています。
自力駆けが少ないのは茅原、池田、羽野
準優、優勝戦で明らかにスタートが慎重になっているのが茅原、池田、羽野です。池田はここ数年、勝負どころのフライングがあり、羽野もGⅠ優勝戦でのフライングが影響しているのでしょう。ただ、池田は準優出した節は、全て優出しています。準優の成績は②②①②①とコーナー勝負に持ち込んでいますが、優勝戦は⑥④⑥⑤②です。準優は2着受け、優勝戦は着外といった舟券の組み立てができます。羽野はスタートが行けない分、展開に左右されます。茅原は差しに構えるレースが多く、惜敗が目立ちます。
毒島と馬場は準優突破が壁
ここ一番に勝てていないのが毒島です。馬場はメモリアルの優勝がありますが、それ以外は惜敗が目立っています。馬場は最近でこそスタートを決めていますが、スタート事故ができない立場もあって、全速でスリットを通過するレースが減っています。毒島は予選突破率は高いものの、準優1号艇は1回しかありません。部品交換も多く、モーター出しでまだ結果を出していない感じです。初日は大きな着順のシリーズは苦戦です。