2023.12.18
グランプリの「1」の買い方を探る-1
グランブリは2014年平和島の29回大会から出場枠が18名に広げられ、1stと2ndステージで争われるようになりました。1st、2ndの1回戦は獲得賞金で1号艇がシードされます。それ以降は抽選で枠番が決まり、グランプリの優勝戦は得点率で決まります。優勝賞金は1000万円アップされ、1億1000万円です。モーター性能差の少ないレースになるだけに、1号艇を手にした選手が有利になります。1号艇の着順傾向について調べてみました。
●過去9大会の1号艇の着順
大会 競走場 1s成績 2nd成績 優勝戦
37 大 村 ①①・①⑥ F④・①①・②① S②G①
36 住之江 ①④・①① ①①・①⑥・①① S②G③
35 平和島 ④②・④① ①①・①①・①① S③G①
34 住之江 ②④・①① ①①・①①・①③ S失G①
33 住之江 ②①・①① ①①・①④・①⑤ S①G①
32 住之江 ②①・①④ ⑤①・①①・②② S①G①
31 住之江 ①③・①① ②①・①⑤・①③ S①G①
30 住之江 ①②・①④ ①①・①②・①① S①G②
29 平和島 ②③・F① ①③・①①・③② S②G③
1stは波乱を想定した舟券を買っておけ
獲得賞金7位~18位までの選手によって争われるグランプリ1stは、モーターで絶対的な優位に立った選手がいません。1st1回戦で1号艇が連勝したのは昨年の大村だけです。大敗をしていないというだけです。2回戦になると勝つか負けるかといった走りになります。ここで負ければシリーズ回りになるので、どの選手も際どいスタートを勝負に出ます。コース取りがもつれるレースでは1号艇が大敗します。