2022.09.02
グランプリ戦線、2nd出場を目指してスパートの季節
グランプリ戦線、2nd出場を目指してスパートの季節
賞金王決定戦は2014年から「ボートレースグランプリ」(略称グランプリ)と呼ばれるようになりました。それまで何度がルール変更かありましたが、グランプリになってからは、1stと2ndに分けられ、チャレンジCの終了時点での獲得賞金1位~6位が2nd、7位~18位が1stに出場するようになりました。
1stに出場した12名が初日、2日目と戦い、得点上位6名が3日目から実施される2ndに進出します。2ndのトライアルが3回あり、その中の得点上位6名が優勝戦に進出します。
昨年の住之江で行われた36回大会は、峰竜太の妨害でゴールできたのが、瓜生と白井だけ。2連単は成立したものの、3連単は不成立でした。今年の37回大会は大村ボートで12月13日~18日の日程で開催されます。10月に常滑でダービー、11月に鳴門でチャレンジCが開催されます。
順位 登録番号 選手名 獲得賞金額 ダービー出場
1 4205 山口 剛 76721457円 ○
2 3779 原田 幸哉 73823000円 ×
3 4459 片岡 雅裕 70133000円 ×
4 4262 馬場 貴也 68180000円 ○
5 3941 池田 浩二 67507000円 ○
6 4502 遠藤 エミ 64193000円 ×
7 3960 菊地 孝平 61572706円 ○
8 4787 椎名 豊 61530133円 ○
9 3897 白井 英治 60905457円 ×
10 4238 毒島 誠 58821000円 ○
11 4168 石野 貴之 56482000円 ×
12 4444 桐生 順平 55527133円 ○
13 4686 丸野 一樹 52290000円 ○
14 4013 中島 孝平 48856000円 ○
15 3783 瓜生 正義 46584000円 ○
16 3737 上平 真二 46575000円 ○
17 4719 上條 暢嵩 45264000円 ○
18 4337 平本 真之 45030000円 ○
19 4831 羽野 直也 44870833円 ○
20 4586 磯部 誠 44476000円 ○
21 4851 関 浩哉 43000000円 ○
22 4344 新田 雄史 42398000円 ×
23 4504 前田 将太 42314000円 ○
24 4362 土屋 智則 40613399円 ○
25 3942 寺田 祥 40516000円 ×
26 3573 前本 泰和 39955000円 ○
27 4074 柳沢 一 39860000円 ×
28 4350 篠崎 元志 39686000円 ○
29 4477 篠崎 仁志 39664000円 ○
30 4024 井口 佳典 39435500円 ○
(2022年獲得賞金 1月~8月)
1着タイムで調子を上げてきた選手がわかる
8月末時点の獲得賞金をみると、1位~6位の中でダービーに出場しない選手が、原田、片岡、遠藤と3名もいます。高額賞金のレースに出場できないのは、この時期は大きな痛手です。グランプリ戦線は流動的だと思って良いでしょう。夏場にモーターが出せず苦戦していた選手でも、気温が下がってモーターパワーが上がってくると、調整がはまる選手が出てきます。そんな選手がGⅠで優勝、SGで優出して一気に獲得賞金を上積みしてきます。そんな選手を早めに見つけ出しておくことです。9月に入ってから調子を上げる選手は、1着タイムを見れば直ぐに分かります。パワーアップに対応できている選手と思って間違いありません。9月のGⅠラッシュの狙い目になる選手です。