2026.03.06

スタート展示の勢いは本番で生かせるとは限らない

 鳴門のスピードQは鎌倉涼が優勝しました。そのシリーズでは各艇のスタート展示の最速スピードを時速に換算して表記する新システムを導入していました。GPSを活用したもので、開発にはかなりの開発費と時間がかかったようです。しかし、費用対効果が出たかと言えば、多いに疑問でした。スタート展示で最速タイムを出した選手が舟券に貢献していなかったからです。舟券に詳しい人なら簡単にわかることです。スタート展示は全速でスタートをしても、本番ではアジャストしながらのスタートになるからです。もう一つは助走距離の長さから1コースの選手にスタート展示の最速タイムがほとんど出ません。スタート展示の隊形が本番では再現されないのは、舟券の経験のある者なら簡単にわかることです。スタート展示で勢いがあっても、勝つケースもあり、負けるケースもありです。ボートレースは直線勝負だけではなく、選手の「事故を起こせない」という心理も大きいということです。それがわかっただけでも偉大な実験でした。