2025.12.27
チルト3度でもボックス券
菅章哉の活躍で、チルトを上げる選手が増えています。プロペラを叩くゲージもチルト3度用が販売されたこともあって、誰もがチルト3度に挑戦しているようです。大村ボートがチルト3度を解禁したこともあって、長崎支部の重富伸也は11月多摩川でチルト3度で4勝上げています。それも4勝のうち3勝が捲り差しなのです。重富の過去6ヵ月間の6コースの成績は、37走して1着7本、2着6本、3着4本という成績です。
チルト3度にするとプロペラが水面に近くなり、直線は伸びるがターンはしにくくなるといわれてきました。捲りが決まれば1着、決まらなければ大敗が相場でした。それが崩れています。捲りが出来なければ捲り差しに入ることができるようになっているのです。プロペラの形状が改良されているのか、新たな乗り方ができるようになったのか。とにか勝つか負けるかではないのです。ボックス券での対応が賢明なようです。

