2026.10.29
チルトMAXのS展Fは出番が少ない
チルト3度で活躍していた頃の阿波勝哉は、150mの標識板に大時計があると設定したスタートをしていました。150mからレバーを握ったまま全速でスタートラインを通過するのです。スタートが横一線でも、スタートしてからの伸びが違いました。内側に艇の縁を切るかたちで捲りを決めていました。150mを大時計に見立てるという離れ技だったので、フライングも多いというリスクをつねに抱えていました。事故率オーバーによる「8項」で180日の長期欠場のペナルティーを経験しています。チルトMAXは全速でスタートをしないと威力を発揮できません。全速でスタートをするには、スタートに対する自信が必要です。スタート展示で自分の勘と大きくズレていると、本番でのスタートが慎重になります。スタート展示でコンマ10くらいを決めていれば良いのですか、大きくフライングをすると、どうしても本番のスタートが慎重になります。スタート展示は全速で入るので、スタートをしてから伸びるかどうかもチェックする必要があります。阿波のスタート展示は0.11、菅文哉は0.08とタッチのスタートは狙っていません。本番よりやや早いスタートをスタート展示で決めています。

