2025.01.18

データは自分を納得させるためにある

 コンピュータが発達したことで、ボートレースのデータも詳しくなっています。個人のレベルでいろいなサイトが生まれてきました。データが詳しくなることはいいことですが、データに巡り会う機会に差が出てきています。情報難民と言われる状況がボートのお客さんの間でも広がっています。しかし、「データどおりに来るなら解説者はいらない」にはなりません。過去10走で1枠時に10勝している選手でも負けることがあるからです。過去10走と条件のことなるレースなら、過去10走はアテになりません。微差の勝負は偶然も左右します。データも沢山あればいいというものではありません。多ければ何を選択するかの問題が出てきます。舟券を買った自分を納得させるために裏付けデータを見るといった人も少なくありません。データは見ないと見落としが出てきますが、それだけに頼っていては本命配当しか取れなくなります。確率に裏切られるから高配当が飛び出すのです。