2019.07.03

ボートに高学歴は関係なし

大卒のSG覇者は広島大学卒の松田慎司、福岡大学の八尋信夫がいますが、最近は高学歴選手で活躍している選手は少ないようです。これまで早稲田大学からボートの選手になったのは4名います。しかし、すでに3名が引退しています。マクールでアルバイトしていた松山選手だけが現役です。引退した高学歴選手は「ボートの世界は価値観が違っていた。ギブ&テイクではなく、テイク&テイクでなければボートの世界で上に行けない」と語っていました。プロペラを含めモーター整備の情報を貪欲に集め、ターン技術を研究する者がトップ級にのし上がって行きます。一般社会を経験してボートの選手になって収入が倍増すると、それで満足する人が多いとか聞いたことがあります。ボート選手募集の年齢を22歳に制限した時代がありました。それは各期の最年少選手が早く活躍するというデータがあったからです。今垣光太郎、服部幸男、深川真二、守田俊介、山本浩次、濱野谷憲吾と同期の最年少がSGで優勝しています。