2025.11.02
ボート好きは多場発売を好む
ボートレースダービーは売上目標130億円を上回る135億円を売上げました。利用者数は32万人でした。津本場に行けばすごい盛り上がりに見せていましたが、全国でネット投票、場間場外(ボートピア)、本場の利用者数を合計した数字が32万人ということです。まだまだ「伸びシロがありますね」です。
SGを単独開催すれば、もっと売上が上がるのではないかという意見があります。かつて単独発売をやっていた時期がありました。ただ、それをやるとSGの終わった後の一般戦の売上が伸びません。東京を例にとると、SGが終わると江戸川、平和島、多摩川が一斉に開催です。埼玉の戸田も開催すると、お互いのお客さんの奪い合いで売上が上がりません。そんな時に浜名湖がSG期間中に本場開催をしました。結果は1.3倍の売上でした。数をやればやるほど売上げが上がるのです。浜名湖が2場発売をする前に、ボートピア市原で2場発売をやって売上を伸ばしていた実績があり、これも浜名湖の2場発売の後押しになりました。ボート好きはSGであろうが、一般戦であろうが、ボートが走っていれば舟券を買いたくなるようです。ただし、数打てば当たるほど甘くありません。

