2025.09.24

ヤングダービーの裏開催に大本命あり

 ヤングダービーの前身である新鋭王座決定戦は、選手登録6年未満の選手に出場資格が与えられていました。2014年にヤングダービーになってからは、30歳未満に変わっています。出場資格の枠を広げたことで、SGやGⅠで活躍する選手の多くがヤングダービーに出場するようになっています。そのためヤングダービーの裏開催には若手の有力クラスが出場せずに、ベテランのSGで活躍している選手が出場します。6日間開催だとGⅠの転戦で無理なので、4日開催の出場が多くなります。昨年までだと4日開催のあっせんが決まっても出場を辞退する選手がいました。ところが今年は欠場する選手が減っています。理由は級別審査の出走回数が変わったからです。前期までは50走未満はB2級でしたが、今期は65走に増えています。A2級も70走から80走です。A1級の90走りは変わりませんが、万が一の事故による欠場を考えてSGで活躍する選手でも欠場をしなくなっているようです。その結果、ヤンクダービーの裏開催は超豪華メンバーが集まり、その選手が期待どおり活躍をすることで大本命のレースが増えます。