2025.05.21

一般戦の捲り差しはリスクあり

 SGで活躍する選手が一般戦に回ると、SGで走っているときのような迫力がありません。特に準優日の前半走で外枠に回されたときのレースで勝てません。2着に入ってくれるだろうと思っても4着止まりです。モーターが悪いのではありません。準優を後半に控えているので際どいスタート勝負はできません。捲り差しになるのですが、それが決まらないのです。SGで走っていると、ターンスピードのある選手が集まるので1マークで渋滞が起きません。ところが一般戦だと小回りをする選手もいるので、捲り差しを決めようにもスペースが空かないのです。無理に捲り差しに走ると渋滞しているボートに接触します。仕方なく外に回すしかなく、それで着を崩します。捲り差しを得意としているSG選手が一般戦で走るときは、そんなリスクもあるということです。