ボートレースのテレビ番組やＹｏｕＴｕｂｅの番組の中で、出演者が舟券を買うのが当たり前になっています。それを初めて実践したのが伊沢ハチローさんです。ＪＬＣの番組中に携帯を使って舟券を買い、その内容を公表していました。その伊沢さんの著書に「驚異の舟券　１点勝負」があります。そこでこだわっていたのが、「展開ではなく、結果を予想しろ」でした。展開を予想したところで、最終的に誰がゴールに１番で入るか、２番で入るかを予想しないと意味がないというものでした。「展開はいろいろな思考をする上で大切な要素だが、舟券の決定打にはならない。そこを強調するのは、ボートレースが何なのかを理解していない人だ」と語っています。誰が最初にゴールするかを予想する上で大切なのは、選手の持つ総合力だと言っています。それが勝率となって現れるので、勝率を基本にした舟券作戦を立てなくてはならないというのが伊沢理論です。