2020.07.16

予選突破を目指します 下寺 秀和(広島・27歳)

予選突破を目指します 下寺 秀和(広島・27歳)

5月三国でデビュー7年目に初優勝を飾りました。6号艇でしたが、5コースに入って捲り差しを決めました。下寺は父親が海上自衛官という関係で住居は呉市です。宮島でペアボートに乗ったのがボートの選手になるきっかけです。家が音戸の瀬戸に近く、子供の頃は海で遊ぶことが多かったそうです。水泳が得意なのが、モーターボート選手養成所に入ったときに役立ちました。訓練中にプロペラを水中に落としたことがありました。自己責任ですから、水中に潜ってプロペラを探さなければなりません。教官からは怒鳴られ、1週間かけてやっとプロペラを見つけました。「海で泳いでいなかったらプロペラを見
つけることができず、帰らされたでしょうね」と振り返ります。そんなこともあって養成所には良い思い出はないそうです。今回は「捲り企画」ですが、この半年間、捲って1着を取ったのは1回しかありません。「逃げ」と「差し」の選手です。特別支給の20,000円を何回手にすることができるでしょうか。

1走1走に集中して予選突破を目指します

「5月三国でやっと初優勝できました。5コースから捲り差しです。運が良かったし、モーターも良かったです。勝率も以前よりも上がって2期連続でA級をキープできていますが、まだまだ自分の甘さだったり、頼りないところがあります。もっと安定させたいですね。冬場はプロペラが合っていて感じが良かったのですが、最近は湿気が出たりして調整がわからなくなっています。毎節、プロペラを試しています。尼崎は去年1回走っただけで、イメージはまだつかめていせん」
(マンスリーBOAT RACEより抜粋)

●1着決まり手(過去6ヵ月)
逃げ…21回 捲り…1回 捲り差し…4回 差し…8回 抜き…5回

※出場予定…GⅡ尼崎MB大賞=7月14日~7月19日