全レースに手を出すからお金がなくなる

　オートレースは距離のハンデを決めていますが、ハンデの根拠になるのが試走タイムです。ゴールで全員が横一線になるよう試走タイムから割り出してハンデを決めています。競馬のハンデ戦も同じような考えです。誰が勝ってもおかしくないようにしているのです。ギャンブルとして成立するために、こうした難しい仕組みが必要ということでしょう。
　ボートも同じです。旋回性能を勝れたランナボートによるレースを廃止して、横滑りをするハイドロボートを採用しているのも、配当が付くようにするためです。これまで何度も言ってたように公営競技は配当を出すための競技なのです。配当が付くためには、舟券で負ける人が必要になります。それもかなり多くの人がいないと無理です。そうした中に身を置いていると、全レースの舟券を的中させることがいかに困難かというのがわかります。全レースに手を出せば出すほど資金が減ります。勝ちやすいレースを選んで舟券を買ってください。