2024.03.01

初日の一般戦に大本命なし

 一般競走の初日にドリーム戦が決まれるようになっています。SGでドリーム戦が採用されたのは第2回笹川賞(オールスター)からです。初日12Rに「ファン選抜戦」が組まれ、それがドリーム戦へと変わっていきました。かつては特別レースしかやってなかったドリーム戦ですが、最近は短期決戦でなければドリーム戦を組みます。出場する選手は勝率上位選手になります。勝率が高くても最近のレースで事故などをした選手は、ドリーム戦から外されます。ほとんどの選手が2回走りです。1号艇は優勝候補の選手が組まれます。当然のことですが、ドリーム戦1号艇の選手の前半走は中か外枠です。対戦相手も比較的軽くしているので大敗することはありません。しかし、1号艇シードと違って不安も多少残ります。ドリーム戦6号艇は1号艇の対抗になるような選手ではありません。前半走で1号艇をもらいますが、所詮6番手にランクされる選手です。多少の不安を抱えた本命です。初日のレースに大本命が出ない理由は、ドリーム戦の2回走りに理由があります。