2024.04.19

半伸びはアドレナリンをまき散らすだけ

 鳴門のマスーズCはコース取りの変化が多く、カドを取った選手に期待したくなります。スロー勢が助走距離を犠牲にしてスタートをするので、カドからダッシュを乗せた選手も、その気でスタートを決めてきます。しかし、前付けする選手は、すぐに回転が上がるようなプロペラ仕様にしているので、スタートをしてから伸び返し気味になります。カドの選手がスタートをしてのぞきはするものの、半伸びのような形になり、完全に抜け出すまでにはなりません。スタートで先手を取り、のぞき気味になると、捲りが決まるのでないかとアドレナリンが出ます。結果は捲りに行って流れるだけ。捲り差しにチェッンジしてもなぜか決まりません。マークして差す選手や、捲られそうで捲られないスロー勢が上位着に絡んできます。難易度の高いレースが続きます。いろいろなパターンを考えて点数を買うしかありません。